全棟気密測定をしてC値0.7以下の住宅会社を選ぼう【ハウスメーカー・工務店の選び方③】

家づくり

どうも、コアリーマンです!

現在、コアリーマンは家づくりを進めており、工務店を決めたところです。(2021年2月21日現在)

コアリーマンは現在、築60年のオンボロ社宅に住んでおり、夏はとにかく暑いし、冬はとにかく寒い!

詳しくはこちらの記事へ!
住宅購入を考え始めたタイミング、家づくりのきっかけ(コアリーマンの場合)

そんなコアリーマンの家づくりの最重要方針は、

「夏涼しくて、冬暖かい」

夏涼しくて、冬暖かい家づくりをする上で、避けては通れないのがC値という数値です。

  • 工務店・ハウスメーカーの選び方の基準が分からない
  • 夏涼しくて、冬暖かい家を建てたいけど、どんな住宅会社を選べばいいのか分からない
  • C値が何か分からない
  • 家を建てる上でC値が重要って聞くけど、どこまで目指せばいいの?

この記事はそんな方たちに向けて書いています。

結論:全棟気密測定をしてC値0.7以下の住宅会社を選ぼう

さっそく今回の結論です。

全棟気密測定をした上で、C値0.7以下の住宅会社を選びましょう!

C値という数値は、夏涼しくて冬暖かい家を建てる上で、必ず覚えておく必要のある数値です。

ではC値とは何を表す数値なのでしょうか。

C値とは

C値とは、家にどれくらいの隙間があるかを表す数値です。

C値(相当すき間面積)

ポイントはC値が低ければ低いほど、その家には隙間がないということです。

しかし、1点注意しなければならないのは、あくまでC値は家ごとに実際に測定する数値であるということです。

C値が低ければ低いほど、隙間が少ない家ということは分かりました。

ではなぜC値が重要になるのでしょうか。

C値はなぜ重要なのか

気密性能が低い(C値が悪い)と断熱性能が落ちてしまう

C値の数値が悪いと断熱性能が落ちてしまいます。

よって家の断熱性能がよくても、気密性能が悪いと片手落ちです。

気密性能が悪いということは、家がすき間だらけということなので、自然に家の空気が外の空気と入れ替わってしまいます。

おじいちゃんおばあちゃんの家など古い家のC値は12程度と言われており、この程度の気密性だと例え窓を閉め切っていたとしても、1時間に1回以上家の空気が外の空気と入れ替わってしまいます。

勝手に外の空気と入れ替わってしまうなら、エアコンをつけてもなかなか効かなくなってしまうね!

気密性能が低い(C値が悪い)と結露が起きてしまう

気密性能が低いと壁内結露の原因になります。

気密性能が低い=隙間が多いということなので、その隙間から空気が漏れ(漏気)、漏気によって壁内が冷やされ、壁内に結露が発生してしまうわけです。

また、気密性能が低いとその隙間から水が入り込み、雨漏りの原因にもなります。

隙間が多いと空気だけでなく水も入りやすくなり、そこから木材が腐ってしまいます。

気密性能が悪いと、家の寿命が短くなってしまうね!

気密性能が低い(C値が悪い)と換気が適切に行われない

気密性能が低い(隙間が多い)と、その隙間から空気が漏れて、適切に換気が行われません

換気には全熱交換型など熱損失の少ない方法もありますが、C気密性能が悪いと外の空気と自然に入れ替わってしまうので、せっかくの高い換気の設備を導入してもその能力を生かしきれなくなってしまいます。

気密性能を表すC値が重要なのは分かりました。

では、C値はどこまで目指せばいいのでしょうか。

C値はどこまで目指すか

一般的にはC値は1.0以下だと高気密住宅といわれます。

しかしC値は0.7程度だとそこまでお金をかけなくても目指せるそうです。

C値が0.7程度だと、家の中の空気は1時間で0.1回も入れ替わりません、

もしお金に余裕があるのならC値0.7以下を目指してもいいかもしれませんが、少なくとも0.7は目指すようにしましょう!

C値を確認するタイミングはいつか

C値を0.7程度を目指せばいいということは分かりました。

ではC値はいつ確認すればいいのでしょうか。

カタログやホームページでC値を確認する

注文住宅を建てようと考えたら、まずは資料請求やネットで工務店やハウスメーカーを探すのではないでしょうか。

きちんと性能の高い家づくりをしている住宅会社であれば、必ずといっていいほど、カタログやホームページに平均のC値の記載があります。

むしろカタログやホームページにC値の記載がない住宅会社は、夏涼しくて冬暖かい家を建てることはできないと言っても過言ではないかもしれません。

まずはカタログやホームページでC値を確認するようにしましょう!

契約前にC値を確認する

C値は家ごとに実際に測定する数値です。

いくらカタログやホームページにC値の記載があったとしても、あなたの家のC値がその数値になるとは限りません。

またC値を測定するには当然費用がかかってきます。

コアリーマンがあるハウスメーカーに聞いたところ、おおよそ10万円ほどかかるそうです。

契約前に気密測定をしたいことと、C値を0.7以下にしたい旨を住宅会社に伝えておきましょう。

そうすることで契約後に見積もりがどんどん高くなることが防げます。

また全棟気密測定をしている会社であれば、気密測定のお金が標準仕様で既に見積もりに入っていることが多いです。

全棟気密測定を標準としている住宅会社であれば、気密性能の高い家を建てることが得意なことが多いので、全棟気密測定をしている住宅会社を選ぶようにしましょう!

断熱工事後、気密測定を行ってC値を確認する

何度も言いますが、C値は家ごとに実際に測定する数値です。

断熱工事後に必ず気密測定を行ってC値を確認するようにしましょう!

良いC値を出そうと思うと、きちんとした施工をしなければなりません。

気密測定をすることで、大工さんがさぼらず正確な施工になると思いますので、そのためにも気密測定は必ず行うようにしましょう!

まとめ

夏涼しくて冬暖かい家を建てたい方は、全棟気密測定をした上でC値0.7以下の工務店・ハウスメーカーを選びましょう!

気密性能が高いと
  • 相乗効果で断熱性能が高くなる
  • 結露が発生しにくく、家の寿命が長くなる
  • 適切に換気を行える

ちなみにコアリーマンは全棟気密測定をしており、平均のC値が0.4の工務店を選びました。

もちろん断熱工事後に気密測定を実施し、C値の確認を徹底します!

工務店やハウスメーカーを選ぶ際には、

私の建てる家を気密測定した上で、C値0.7以下にしてください!

この質問は忘れずするようにしましょう!

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